夏休みがそろそろ終わるから学校行きたくないって本気で悩んでる10年前の自分

この二日間、秋みたいに涼しい。

夏の終わりになるとこんな感じの一日がそれなりにあった思い出。

プールとか行くと寒くてしょうがなかったよね。

 

学生の夏休みも終わりが近づいてきている。

10年前の今頃、僕は高校一年生だった。

学校に行きたくなくて行きたくなくてそりゃあもう。

学校に行けば、話が合わなかったり、貸したものが返ってこなかったり、金髪の変な女子2人組から変なからかいメールが送られてきたり、盗撮されてケラケラ笑われたり。

実際学校が始まってから家で泣いたこともあったし、学校やめようか真剣に考えていた。

親にも相談した。母親が次の日買ってきた通信制の学校受験本みたいな本は今でも引き出しの中に入っている。

 

新学期が始まるまでビクビクしながら毎日過ごし、学校が始まれば案の定けっこう辛かった。虚勢を張ろうと髪の毛を茶髪にしたりもしたけどあんまり変わらなかった。

でもなんか力の抜き方も分かってきたのがここら辺の時期からだった。

 

僕の一週間は木曜日を除いて毎日放課後にはデザート的な意味合いがもたらされていた。

月曜日は1時間目を遅刻し、火曜日には部活のない友人と遊び、水曜日は学校が早く終わる。木曜日はグッと我慢。金曜日は深夜番組をたっぷりと見る。土曜日は友人の家でおしゃべりし、日曜日は友人とどこかに出かける。

 

『野菜』から何度も逃げようとも思ったが、『デザート』のおかげで退学せずに済んだ。

 

たまたま条件が重なって辞めずに済んだし、

たまたま条件が重なって高1のクラスが過ごしにくかった。

 

だから、

高校辞めないで本当に良かった!

とは別に思っていない。

 

でも学校を楽しもうとかそういう思いを持つことに期待しなくなったのは、

良くも悪くも自分らしさであると思っている。